エコな暮らしの第一歩!野菜くずで作るベジタブルストックとは?

ベジタブルストックってご存じですか?

食材ロスもなくせて、さらに節約もできて、ご飯を一品を増やすことができちゃいます!

今日は毎日のお料理で発生する野菜くずを活用する方法をお伝えしたいと思います。

実は野菜くずはゴミじゃない

家庭ごみの中でもキッチンから出るごみの量が一番多いのは、野菜くずではないでしょうか?

最近は、野菜くずをコンポストしてゴミを削減しようとしている家庭も増えてきています。

が、なかなか手を出せない人も多くいます。

そんな人におすすめなのが、野菜くずで作る「ベジタブルストック」です。

ベジタブルストックとは?

ベジタブルストックとは、優しや香りのよい食材を水で煮込んでできた液体のことです。

スープやソースなど様々な料理に活用できます。

野菜くずは立派なお出汁

料理の際に出る野菜くずは、再利用可能なフリーザーパックに入れて冷蔵庫に入れておこう。

ある程度の量になったら、それを使ってベジタブルストックを作りましょう。

実際には非常に味わい深いものが多いので、ゴミにするのはもったいないです。

無駄使いを減らせる最強のコスパ

野菜の一部だけを使うのではなく”全部”を使うことは最強のコスパと言えます。

例えば、80円で購入したニンジンの皮を剥き、皮と芽の部分は購入金額の約10%に相当するとします。

もし別の用途に使わなければ、実質的に8円をゴミ箱に捨てることになります。

また、野菜の引き出しの中で古くなった野菜も捨てるのではなく、ベジタブルストックに活用することをおすすめします。

複数のフリーザーパックを用意しよう

どんなベジタブルストックを作るかによっては、使う野菜くずを変える必要があるため、冷蔵庫の中には複数のフリーパックを準備します。

ひとつは玉ねぎやニンジンなどの一般的な野菜用、もうひとつは、にらの花の先、セロリの切り落としなどニッチな野菜用など分けておくのがおすすめです。

ベジタブルストックで注意すべき点

どのようなストックを作るかにもよりますが、その中でも避けたほうが良い野菜もあります。

ブロッコリーなどのアブラナ科の野菜は、ストックが苦くなることがあります。

苦みのある野菜や柔らかない野菜、味を出すよりも染み込ませるのが得意なジャガイモなども避けるのがおすすめです。

また、皮を入れる場合、土などの汚れがついていないか注意します。

特に、根本などは削るのがおすすめです。

ベジタブルストックの基本的な作り方

  1. フリーザーパックの中身や野菜の切れ端と水をお好みの比率で鍋に入れます
  2. お好みでローリエを加えて10分、火にかけます
  3. 沸騰したら火を止めて、チーズクロスを強いた目の細かいストレーナーで濾して完成です

野菜くずで作るベジタブルストックまとめ

ベジタブルストック、興味が出て来たのではないでしょうか?

コクの深いスープを自分の手で作ることができちゃいます!

節約にもなる上に、食事に一品増やすこともできる。

買った野菜をすべて余すことなく使い切れるなんて、とても気分が良くなるでしょう。

野菜くずを捨ててしまう人、コンポストに入れて活用している人も、ぜひ一度試してみて下さい!