異常気象と温暖化の関係性、今日からできる対策3選
今年の夏も、去年に増して暑い日が続きましたよね。
子どものころの夏を思い返してみると、明らかに暑くなっているのを実感します。
来年はさらに暑くなってしまうのでしょうか?
その原因は?
これに温暖化が影響していることは疑う余地もありません。
今後さらに地球温暖化が進むことを防ぐためにも、今日から出来る対策3選をご説明します。
誰でも出来ることなのでぜひチェックしてみてください。
日本の異常気象(猛暑・豪雨)のメカニズム
日本の南側に位置する太平洋高気圧が北に張り出して日本を覆い、大陸からも待機上層のチベット高気圧が東に張り出すことで猛暑になります。
また、南から暖かい湿った空気と、偏西風によって北から来る寒気がぶつかると、大気が不安定になって大雨が降りやすくなります。
地球温暖化との関わりとは?
地球温暖化により、長期的に地球の平均温度が上昇しています。
よって、地域ごとの気温は不規則に変動しながらも、極端に暑くなる頻度が徐々に増えてきます。
また、気温上昇によって大気中の水蒸気が増加することで、結果的に大雨の頻度も徐々に増えていきます。
そもそも地球温暖化はなぜ起きるの?
地球温暖化は、二酸化炭素などの温室効果ガスが大気中に増加することです。
赤外線が地球から宇宙に逃げにくくなり、地表付近の気温が上昇する現象です。
温室効果ガスの推移について
現在、大気中の二酸化炭素濃度は400ppmに達していて、これは産業革命前の値280ppm、およそ4倍に値します。
原因は、人間活動による石炭、石油、天然ガスなど化石燃料の燃焼に伴う、二酸化炭素の排出であることは間違いありません。
今日からできる!温室効果ガスを減らす取り組み3選
地球温暖化に伴う異常気象は私たち人間がもたらしているいっても過言ではありません。
では、私たちは普段の生活からどのような取り組みができるのか、3つご紹介します。
1.エアコンの設定温度を変える
- 冷房は28度
- 暖房は20度
冷暖房の設定温度が2度変わるだけで、1日あたり約90gのCO2削減ができると言われています。
また、冷暖房の使用時間を1時間減らすと、1日あたり30~40gのCO2削減に繋がります。
2.シャワーの時間を1日1分短くする
シャワーの時間を1分短縮することで、1日あたり70gのCO2削減を期待できます。
また、湯舟をためてシャワーの使用をやめることで、家族が多いほど多くのCO2s悪減に繋がります。
3.1日5分のアイドリングストップ
アイドリングストップとは、信号などの待ち時間で車を停車させている際に、エンジンを停止することです。
極力、エンジンを止めることで、燃料の消費を抑えるとともに、停車中に発生している排気ガスの排出量も抑えられます。
5分間アイドリングを短くすることで、1日あたり60gのCO2削減を期待できます。
異常気象と温暖化、対策まとめ
- 今日からできる温暖化対策3選
- エアコンの設定温度を変える
- シャワーの時間を1日1分短くする
- 1日5分のアイドリングストップ
温暖化は日本だけでなく、世界が抱えている問題です。
地球の問題は、一人の人間で解決するのはほぼ不可能に近い。
だからこそ、一人一人が手を取り合って、地球のためにできることをコツコツやる。
このような取り組みを行って、さらに人に広めていくことが大切です。
大切な地球の未来を見据えて、まずは自分のできることから始めてみましょう。