無意識にやってる環境負荷習慣!やめるべき生活習慣4選

 

実は、あなたが普段何気なくやっている行動が、環境破壊につながっている……かもしれません!

地球環境について勉強をしていると「そんなことも地球に負担がかかっているのか」と驚かされることがあります。

極端な内容もありますが、まずは興味を持つことが大切です。

今日は、無意識にやってしまっている環境負荷習慣を4選、ご紹介いたします。

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悪影響①赤身の肉を食べる

牛肉の消費は環境へ甚大な損害をもたらします。

2018年に行われた研究では、世界の農地において83%が牛肉生産に占領されており、それが提供するカロリーは全体の18%。

タンパク質は全体の37%のみとの見解が示されました。

牛肉はタンパク質100g当たり最大105kgの温室ガスを放出し、他のたんぱく質源と比べても大気汚染の要因になってしまいます。

また、家畜の排せつ物処理なども問題となっています。

解決法:プラントベースを食事に取り入れる

すぐ肉からヴィーガンやベジタリアンに置き換えるのではなく、プラントベースと言って、植物性の食材を毎食の中心に据え、チーズや肉といった動物性の食材メインから外すやり方のことです。

プラントベースのタンパク質は、必要とする用地も、温室ガスの放出も抑えられ、環境負荷を軽減することができます。

植物性の食材を増やす食事は、食生活の改善にも繋がります。

悪影響②食べ残しの廃棄

食べ残しの廃棄は、温室効果ガスの放出に影響を及ぼしています。

2015年の研究によると、食品の廃棄物は、ゴミ処理場で多くのメタンガスが放出される主要因とされ、95%の食品の残りが最終的にゴミ処理場で処理されます。

解決法:コンポストを利用する

コンポスト(堆肥)用の容器へ台所で出る多くの生ごみを入れ発酵・分解することで堆肥ができます。

ただし肉やチーズなどの動物性食品や油、油脂を含めないほうが良いです。

生ゴミから堆肥を生産することで、ガーデニングを始めたり、次の野菜を育てるのに栄養豊富な土壌ができます。

自分が出した食品廃棄物が新たな野菜を作る栄養素となり、循環型社会への第一歩と言えます。

悪影響③コーヒーを飲む

コーヒーを飲む習慣が、実は気候変動に影響を与える可能性があります。

結構、衝撃的ですよね。

コーヒーの生産においては、しばしば森林伐採に繋がり、エコシステムに影響を及ぼします。

また、国際配達は二酸化炭素の排出も増加し、その一杯が地球に害を及ぼす要因の一つになります。

まあ、これはコーヒーに限った話ではありませんが。

解決法:シェードグロウンコーヒーを飲む

シェードグロウン(木陰栽培)は、コーヒー豆の生産のために周囲のエコシステムが切り崩されない生産方法のことです。

しかし公式なシェードグロウン認定が存在しないため、適切なブランドを選ぶのが難しいのが課題です。

ですから、バードフレンドリーロゴを選ぶのがおすすめです。

バードフレンドリーロゴは、スミソニアン国立動物園&コンサベーション・バイオロジー・インスティテュートによって与えられる、ローカルの生態系を損なわないことにコミットしたコーヒーの印です。

悪影響④有害な洗剤を使用する

多くの家庭で使われているような洗濯洗剤は、水生生物に害のあるリン酸塩を含み、使用前よりも水を酸性にしてしまいます。

ブリーチも同様に海洋生物に弊害をもたらします。

また、洗剤容器はリサイクルされづらいプラスチック製の容器に入っている傾向があります。

平均的な家庭では年間300回洗濯機を回すとされていて、この繰り返しで二酸化炭素の排出量が徐々に膨れ上がっています。

解決法:新たな洗剤に挑戦する

すべての洗剤がどれも環境にとって有害というわけではありません。

環境負荷に配慮した洗剤を選ぶことは有効です。

おすすめは、ナチュラルウォッシュリキッド(洗濯用)

植物性および鉱物性原材料のみを使用し、使用後は99%分解され、自然に戻る仕組みです。

綿・リネン・麻・化繊すべての衣料のお洗濯に使用可能で、赤ちゃんの肌着洗いや敏感肌の方の衣類の選択にもおすすめです。

環境負荷習慣!やめるべき生活習慣4選

  • 悪影響①赤身の肉を食べる
  • 解決法:プラントベースを取り入れる
  • 悪影響②食べ残しの廃棄
  • 解決法:コンポストを利用する
  • 悪影響③コーヒーを飲む
  • 解決法:シェードグロウンコーヒーを飲む
  • 悪影響④有害な洗剤を使用する
  • 解決法:新たな洗剤に挑戦する

どうでしたか?まずは知って、興味を持ってもらいたいので、少し極端が多かったですよね。

それからどう行動するかは、自分と自分の周りの環境と要相談になります。

変えることは大変かもしれませんが、変わったほうが環境だけでなく自分にもやさしくなる場合も多いです。

環境にやさしい行動がまだできなくても、この行動が環境負荷になっているんだなと、少しでも覚えて頂けたら幸いです。

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